2011年7月5日火曜日

BOP(ベース・オブ・ピラミッド)に向けての市場開拓

途上国を中心に世界人口の7割近くを占める低所得者を対象とした
ベース・オブ・ピラミッドビジネス(BOP)は、
低価格商品の提供や雇用の創出、生活水準の向上に貢献するビジネス。
社会貢献活動とは違い、最低限の企業利益を確保しながら行い
持続的な活動が求められる。

政府は世界銀行グループの国際金融公社(IFC)と提携して
現地ニーズの情報提供や市場参入などの橋渡しを支援、
日本の技術や災害支援のノウハウを世界各国へ展開して
貧困撲滅に貢献しながら、400兆円と言われる市場規模のビジネス開拓を行う。

ムハマド・ユヌス氏が開設したグラミン銀行のようなビジネス、
ソーシャルビジネス(社会問題を解決するための企業)を展開する上での
狙っているターゲットがBOPって事なんだろう。

IFCと政府は何するんだろ?
●現地ニーズの情報共有
●現地政府への協力促進
●民間企業の参入促進・支援
●新興国への理解促進
●定期的会合

世界100ヶ国以上に拠点を展開しているIFCは、
各国の補助金や寄付に依存せずに、民間投資を活用する
支援に力を入れている。

政府と提携する事によってのプレス効果が絶大、
そのおかげで私も知りました。。
ただ、IFCの情報を知りたければ、政府を介さずに
直接相談に行く方が早そうですねぇ

ソーシャルビジネス、BOP、IFC。
社会貢献しながら、世界各国への巨大市場の開拓は面白そう。

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