2011年7月2日土曜日

世界最大手の原子炉圧力容器用鋼板メーカー

株式会社日本製鋼所は、明治40年に兵器の国産化を目的に
英国資本と日本の共同出資で設立され、
現在は、原子炉圧力容器鋼板メーカーの最大手で、世界シェアの80%を占める。
また、国内で唯一大口径の砲身を作っていて、海上保安庁や自衛隊に搭載されてる。

その日本製鋼所の株価が東日本大震災後の原発事故で株価が急落。
そこに目をつけた、アメリカのファンド、トレードウィンズが一気に株を買って
議決権で7.76%を持つ筆頭株主になった。

日本製鋼所は、外為法で、安全保障上重要な企業に指定されていて、
外国企業が議決権の10%以上を取得する際には政府への届け出が必要で
日本製鋼所や政府がピリピリしている。

法律を変える事も出来ないし、買い増しは出来る訳だから
トレードウィンズの出方を見守るしかないんでしょうね。


安全保障上重要な企業指定されている企業一覧表が見たい、
そんな都合の良い物はネットでは見つけられませんでしたが・・・見たくないですか?
どんな企業か順番に調べていきたいですね^^


日本製鋼所という企業を今まで知りませんでした。
また、通称、外為法、正式名称は、外国為替及び外国貿易法
なるものもまったく知りませんでした。
世の中には自分の知らない事が多すぎる、
自分の知っている事は、ほんのごく一部なんだと思い知らされる。

日々、知らない事が増えていって面白い。

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