パナソニックは三洋との事業の重複問題を解消し、
グループ再編を行うために、中国家電大手のハイアールに
洗濯機や冷蔵庫のグループ会社を100億円程度で売却、
ハイアールは一定期間SANYOブランドの使用も許可される。
そもそもパナソニックが三洋を子会社化した際に欲しかった事業部は、
太陽電池や充電池の部門だったんで、重複事業部の整理の目処が立った。
好調な中国企業はM&Aによって日本のブランド名を手中に収める事ができるから
世界的な知名度を上げるには手っ取り早い訳だ。
日本企業は元気が無いんで、中国企業によるM&Aはこれからもっと増えるんだろう。
三洋で働いていた従業員でも、
電池部門はパナソニックへ
白物家電はハーアールへ
TOBとして子会社化された後の三洋の従業員の方向は紙一重。
だけど、今勢いのある中国企業へ勤める方がハッピーになる可能性もあるので
見た目やイメージだけで決めつける事はできない。
ちなみに、ハイアールは、冷蔵庫・洗濯機のシェアは世界第一位の会社です。
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