2011年7月15日金曜日

中国流のビジネスヨーロッパでクレーム?

中国がヨーロッパ進出の足がかりにしたい
旧共産主義の国々で、地元業者への賃金未払い等により
トラブルが多発している。
アフリカやアジアの途上国進出の手法と同じ強引な取引方法が
ヨーロッパでは通用しないためクレームとなり契約破棄なども。


ポーランドのワルシャワ‐ウィッジ間を結ぶ高速道路の一部50kmを
中国・海外工程の企業が当初の予算の半値以下で落札・受注したが、
今年の4月から地元の下請け業者への賃金未払いが滞っている事が発覚
中国工程とポーランド政府が対策を協議したが、
中国工程側は「インフレ」「見積もりミス」で工事の増額を要求。

中国政府は民契約トラブルなので、中国工程側への支援を拒否したため
ポーランド政府は6月中旬に契約を破棄。

問題の工事区間は半分以上残っていてUEFA欧州選手権に間に合わない
可能性が高く悲惨な状況。



ってことはアジア、アフリカの発展途上国では
こんなやり方がまかり通っている可能性も。
地元住民を無料で働かさせて、激安価格で落札。

ただ、こういった事が発覚しても、強く中国と衝突出来ないぐらいに
世界各国に中国マネーが流れ込んでいる事と、
東欧や南欧は今経済危機で苦しんでいるので、
インフラ構築の際の安さには魅力も大きい。

国を交えて多面的に食い込んでいける中国の営業力と、
クレーム時の対応とタフさは羨ましい限りです。

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