2011年6月14日火曜日

次世代GPSの覇権を争う日中印

次世代GPSは、自動車、鉄道の運行管理や、航空機の自動発着、
軍事面では、個人を標的にした巡航ミサイルの精密誘導を可能にする。
こうした技術をアジア諸国で構築に参加できる国は、
日本、中国、インドの3ヶ国しかない。

現在のGPSは、アメリカが運用する約30機の人工衛星が
地球の全域をカバーして、約10メートルの誤差で測定していけど、
次世代GPSは、1メートルから数センチ単位での測定となる。

次世代GPSの構築の際は、追加衛星の打ち上げと、地上局の設置が必要で
アメリカは単独での次世代GPS構築を既に断念している。

南北アメリカは、アメリカが担当。
ヨーロッパ・アフリカはEUが担当
アジアは・・・日本、中国、インドで競合中。

日本は昨年の9月に補強衛生の1号機を打ち上げたが
東日本地震移行政治不安定で明確な方針を打ち出せていない。


中国は自国の軍事技術の発展に対して、次世代GPSの獲得をしようとするのは
当然の事のように思えますが、アジア地域のために公共的に次世代GPSを
本当に活用させてくれるのか心配です。
であれば、日本、中国、インドでそれぞれ地域分担して
打ち上げれば良いのでは?という安易な考えが生まれてきますが、
そんなに単純な問題では無いんでしょうね

現在のGPSシステムと次世代GPSの仕組みについて調べてみます。

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