2011年6月12日日曜日

京都議定書の目標達成が困難に

福島原発の問題で原子力発電所の停止が増えて、
代替えとして、火力発電所の稼働が増えたために
京都議定書の目標達成も厳しくなった。

脱原発の流れは世界的に広がっているため、
Co2の排出量取引の価格も高騰してしまい、
かなり高額な費用負担が発生してしまうので、
政府や電力会社は、電気料金の値上げを検討し始めた。

原発1基の停止を火力発電に変更すると、年間600万トンの
Co2排出量が多くなると経済産業省が発表。
震災後に稼働が出来なくなった原発が17基あって、
総出力が1598.7万キロワットで、単純換算すると年間約7000万トンの排出増。

日本は守るのだろうか?
きちんと責任を取るって事は、経済的な損失を受ける事。
値上がりしたCo2排出量取引で買い取って達成させる事だろう。

責任を取らないって事は、「スミマセン今年は地震の影響で守れません」って事だろう。

こういった意味でも、あまり軽はずみな約束は気をつけないと行けない。
特に、鳩山イニシアチブで提言した、京都議定書以上の達成目標は無謀なんだろう。

最低限の守れる約束を徹底して、
それ以上の結果を出す方が絶対良い。
その最低限守れるレベル・これが国力であり、企業力だと思う。

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