2011年6月16日木曜日

欧米諸国に対抗する上海協力機構

6ヶ国で構成される上海協力機構は、
中国、ロシア、ウズベキスタン、カザフスタン、タジキスタン、キルギスが
参加していて、創立10周年を記念して「アスタナ会議」を採択した。
旧ソ連 と 中国 の連合で、欧米諸国と別の勢力って事かも。

で、参加準備国が、
インド、イラン、モンゴル、パキスタン。
この4ヶ国がさらに正式加盟すると本格的な欧米の対抗チームになる。

上海協力機構は、欧州のヨーロッパ防衛や、リビアの軍事介入の停止を求めてるし、
会議に出席したイランの大統領は欧米の手法を
「植民地主義の偽善者」と対米を表明してます。



日本国内でもそうだけど、2大勢力があり違った意見を
交わし合う事によって独裁を避けて、全体の均衡が保たれるって事なんだろう。
中露は、中央アジアへの経済支援・資源開拓支援を行い団結力を高める。

インドが正式に加盟する事になると、
中露印と3大大国の連合になりパワーバランスも大きく変わってくると、
上海協力機構での意見もまとまりにくくなる可能性も出てくる。


国内での政治でも、海外的な政治でも
同じようなイメージで見えてくるのは、いろんな意見を持ち寄り・協議して採択する
民主主義の基本的なルールと人間の本質なのかもしれませんね。


まとまらない可能性もありますが、平等な対話を続ける事が大切なんだろう。


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