2011年6月29日水曜日

中国の格差拡大と政治腐敗

中国の温家宝首相は、格差拡大と政治腐敗を認めて、
政治改革の必要性を強く主張。
元は改革派の首相ですが、保守派の抵抗が激しく
政治腐敗の改革は全く対応が出来ていない様子。
任期残り2年弱、この間にホントに政治腐敗の改革はできるのか?


今、政治の権力を持っていて、良いポジションの人は
保守派にまわって徹底的に抵抗するんだろう。
世界経済を牽引している今の中国で
大幅な政治改革を行うのは厳しそう。


政治腐敗と格差については改善したい方向の
温家宝首相ですが、人権問題については否定的で、
ノーベル平和賞を受賞した、劉暁波氏の解放は否定。


温首相は、
イギリスでは、14億ポンドによる商談を成立
ドイツでは、エアバス62機を購入して、150億ドルの契約を成立
さらには、ユーロ導入国の国債引き受けや、
ギリシャ危機で揺れるユーロを支える方針も明らかに。


いくら格差問題や、政治腐敗があるおと言え
世界外交に関してはすごいイニシアチブを発揮していて
頼りになりそうな人ですね。


日本も中国もエジプトもリビアも政治は人間がやっているので
事の大小はあれども腐敗、格差はゼロにはならないんでしょうね。

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