2011年8月3日水曜日

1990年代の日本と似てきたアメリカ経済

アメリカが成長要素欠乏症で苦しんでいる。
日本は1990年代から成長要素が欠乏していて長期低迷を続けているが、
アメリカも同じような流れになってきた。

失業率は9%以上で高止まり。
GDPの成長率は1.6%と下方修正。
二番底を回避したくても、債務上限で限界が近いため
財政赤字の回復を優先課題にもってこないと大変な事になる。

好業績の企業もたくさんあるんだけど、
稼いだキャッシュが設備投資にはまわっていないし、
雇用不安と住宅価格の低下もあって
個人消費も冷え込んできてる。


赤字になった企業を救済するために政府が貸し付けるが・・・
予想以上に景気が回復しないために税収が伸びない。
だから政府も回収が出来ない(T_T)


アメリカもこんな状況なんで、信用が低下。
だから1ドル=76円にもなってくるのかも。

ただ、海外の景気良い国へ借金をする訳ではないので、
経済破綻でEUにヘルプしてもらっているギリシャよりはまだマシかも。

他国の支援もしたいけど、自国の債務改善も最優先。
今、首相になる人は創造以上の志と高い能力が無いと勤まらない。

ホント厳しい時代です。

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