2011年5月26日木曜日

家族の看病のために社長を退任

DeNAの南場氏が夫の看病のために退任して、
後任には、守安功氏が6月25日付けで就任する。

夫の病気克服のために午後2時まで会社で働き、
それ以降は病室で看病しながらメール対応で仕事をしていた。

上場企業のトップが、家族の看病のために退任する事は
あまり聞いたことが無いが、こういった事例を元にして、
何があっても仕事が最優先という考え方は大きく変わった方が良い。

これは仕事を蔑ろにしても良いって事ではなく、
その時の状況により、仕事よりも優先しなければいけない事もあるって事。
仕事と家庭を考えた時に、仕事は後任に対応してもらえるが、
家族の後任を他人に対応してもらう事は出来ない。

いつでも自分が居なくなっても、任せられるだけの
志とスキルを持った後任を育成している必要がある。
南場氏が退任できる状況にあった事に
DeNAの組織作りの凄さを感じると共に守安功氏の手腕が楽しみです。


中小企業の社長だと、
自分が退任する際に会社も終了すると考えている方も
たくさんいらっしゃると思いますが、
退任した際に従業員は職を失ってしまうので、
家族以外の従業員を会社に巻き込むべきでは無いと思います。


社長の責任は本当に重いです。

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