2011年5月21日土曜日

一寸先は闇、盤石企業が奈落の底へ

東京電力が23年3月期の連結決算を発表、
1兆2473億円の赤字で清水社長が辞任。
政府が発言している、今回の地震の賠償責任に対する
費用は一切計上されていない。


時価総額:3兆4500円→5800億円
株価   :2153円  →367円
格付け  AAマイナス→BBB


今回の地震で、安定・盤石と思っていた電力会社が一瞬で奈落の底に。
電力は国民が必要とするサービスを提供するので、
会社を潰せないために、政府が公的管理かに置いて支援を行うが、
本当に東電を潰すと困るのは、銀行と株主では?
破綻した後でのスポンサーになる企業はいくらでも出てきそうな気がする。


需要が供給を上回っているので、
必然と東京電力のサービス地域は電気代を高くするのかな?
電気代の値上げと、公的資金の投入で乗り切るんじゃないだろうか。


賠償もしなければいけないし、
会社は利益を出さなければいけない。
株主にも配当しなければいけない


いくら優良企業と言えども会社の利益は、
微妙なバランスの中で捻出されいるのであって、絶対的安全は無い。
大きな外的要因が発生すれば
一気に吹っ飛んでしまう危うさの中で成り立っている。

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