2011年1月30日日曜日

絶対的権力を長く保持するのは危険

作日スルーした記事、エジプトのデモが
今日こんなに大きくなっている事にビックリしました。

ムバラク大統領が、内閣を更迭して、
新内閣を発足させると発表。
内閣の解散と、副大統領の就任で国民は納得するのだろうか?

ムバラク大統領は、就任が1981年からとなり、
30年間も大統領の地位にいる絶対的権力者で
イスラーム主義者から何度も暗殺されかけた事も。

エジプト、正式名称は、「エジプト・アラブ共和国」
共和国なんですね。
でも、共和国という意味を知らないので、
Wikipediaでしらべてみました。

共和国(きょうわこく、republic)とは、国家が国民全体に所有されている状態、
すなわち君主が存在しない国家である。
対義語で、君主が存在する国家(王国、帝国など)を君主国という。
同義の漢語には民国(中華民国、大韓民国)がある。


違和感を感じます。
国家が国民全体に所有されていないといけないはずが、
絶対権力者が30年間も居座って、これだけの大きなデモが発生しても
「私は辞めない」と言っている。
国民は、大統領を更迭するだけの選挙を起こせないのだろうか?
それとも軍出身のムバラク大統領がその権利を
軍事によって押さえ込んでしまっているのだろうか?

エジプト・アラブ共和国の
今後の政治情勢も注目していきたい。

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